紙芝居プロジェクト

 
「スターリィマン紙芝居プロジェクト」は、
東日本大震災で被災した子ども達に少しでも笑顔を届けたい
と願う気持ちが沖縄でひとつになって生まれたプロジェクトです。
 
スターリィマンの紙芝居を通して、子どもから大人までみんなが笑顔になって、
温かくつながっていただけるような様々な活動を、日本各地で展開しています。
 

スターリィマン紙芝居について

      
 
 紙芝居の詳細は、こちらをご覧ください☆

 2011年3月11日の震災発生から2日後。私たちは活動のために訪れた沖縄で、藤原奈央子さんという一人の女性と出会いました。彼女は、神戸市長田区出身で、1995年の阪神淡路大震災で被災。まだ幼かった彼女の傷ついた心を癒し励ましたのは、避難場所の体育館でボランティアの方々が時々読んでくれた「紙芝居」だったそうです。

「震災によるショックを受けた子ども達には、長期的な心の支援が必要です。スターリィマンの作品を紙芝居にして、遠く離れた沖縄から東北の子ども達にエールを贈りませんか?」そんな藤原さんの言葉に背中を押していただき、スターリィマン紙芝居プロジェクトが動き出しました。

 早速、プロジェクトの趣旨にご賛同くださった糸満市の株式会社東洋企画印刷会社の皆様が中心となって、紙芝居の製作をご支援いただける事になり、6,000部の「スターリィマン紙芝居」が完成。この紙芝居をご支援として、皆様に一冊3,000円でご購入いただく毎に、もう一冊を被災地の子ども達に、私たちが紙芝居ライブを行いながら手渡しでプレゼントするという仕組みを考案しました。

 沖縄の皆様を始め、日本全国の方々からたくさんの応援をいただき、ついに2011年7月7日。七夕の星に一日でも早い被災地の復興を願い、「スターリィマン紙芝居プロジェクト」が本格的な一歩を踏み出しました。

 2011年7月上旬に、沖縄県立博物館・美術館を始め、沖縄県内各地でキックオフイベントを開催した後、7月31日から被災地での活動がスタート。岩手県、宮城県、福島県、茨城県で紙芝居ライブを行いながら、日本各地の皆様の温かな想いが込められた紙芝居を子ども達にお贈りしてまいりました。 

 また、震災から3年目となる2013年には、紙芝居の活動で出会った東北の子ども達と沖縄県、長野県の子ども達の夢の紙芝居づくりを行い、紙芝居によって日本中の子ども達の10年後の夢がひとつにつながりました。

 被災地のみならず、これからの未来を担うすべての子ども達に、スターリィマンの紙芝居を通して輝く夢と笑顔をお届け出来るよう、今後も色々な方のお力添えをいただきながら活動を継続してまいります。

 はせがわファミリーによる紙芝居ライブでは、紙芝居をただ読むだけでなく、ハンドルを回すとノスタルジックな音楽を奏でるストリートオルガンの演奏や、紙芝居に使われている作品の原画展示も行い、子どもから大人まで五感でお楽しみいただける内容になっています♪

 紙芝居の後には、手遊びをしたり、歌を歌ったり、一緒に絵を描いたり…と、その場にいるみんなが自然と仲良くなって、笑顔になっていただけるよう、開催の目的や対象者に合わせた様々なアレンジも行っています。

 これまでに、日本各地の保育園さんや幼稚園さんを始め、小学校、中学校、大学、子育て支援センター、学童クラブ、図書館、公民館、仮設住宅の集会所、介護施設、養護施設、地域イベント、カフェ、ホール、屋外ステージなどで開催てまいりました。紙芝居ライブを通して、一人でも多くの方に心がホッと温かくなるようなひと時をお過ごしいただけたらと心から願っています。紙芝居ライブ開催をご希望の方は、是非お気軽にご相談ください☆

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